陶のうつわを作っています。手ですこしずつ素材を合わせ、かたちを作り、釉薬を作り、そして焼成します。

どの工程にも、ひとつひとつに、なにかが咲くような瞬間があります。

料理や植物を生かす器であるように。

日常をしずかに、ひきたててくれる存在であるように。

様々な素材の器たち、磁器やガラス、漆器など、他の物と並んでも、できればしっくりするような、そんな器であるように。

そして使われながら経年することで、質感の風合いが増していくことを、大切に思っています。

高嶋由香子 たかしまゆかこ